8月 15, 2019
カンリンドラムブレーキ入荷
90年代、NortonやTriumphなどの英車やヤマハのSRなどに取り付けられ人気を博したカンリンのドラムブレーキが入荷いたしました。
現在、このブレーキは生産をしておらず、残っている在庫を生産元企業よりご縁がありジミヘンレーシングに入荷させてもらいました。
ジミヘンレーシングでは2017年のレース参戦してすぐ、カンリンブレーキを入手して利用してきました。
純日本製の品質は見るからに使っている素材や加工の精度が高く、実際のレースの使用でもブレーキの性能は抜群です。当レーシングチームでは他にクラシックレースでは最もメジャーなフォンタナのブレーキやセリアーのブレーキなども試しましたが、性能と品質では一歩抜きん出ている印象です。
先日の8/4の灼熱の筑波でも、暑さの中でもフェードもなく最後までカチっとした効きを維持していました。これはハブに無数にあるフィンによる冷却効果によるものであり、カンリンブレーキはこれにこだわり一つ一つ手作りでこのフィンを削り出しています。